今回から、ブログでインクスケープ講座を始めます。チュートリアル動画を見ても、英語で、かつツールの使い方が早くてなかなか追いつけないという方のための講座です。
基礎講座のページで、基本的な使い方を紹介しましたが、機能がたくさんあって全部を紹介するのは難しいと感じました。そして何よりも頭で覚えるよりも必要に応じて実際にいろんなものを作ってみるのが一番いいと思います。今回は、ドットフォントで数字のパーツを作ってみます。パーツなので、一通りオリジナルを作っておくといいと思います。
数字を大きなドットで3の数字を描いて見ます。次に少し細かいものを描きます。
まず、数字のドットとなる部分を作ってみます。丸でも何でもいいのです。
四角のオブジェクトの角を丸めるために、垂直半径と水平半径を設定します。
今回は単一色のグラデーションを入れてみたいと思います。2色でも、放射グラデーションでもいいですよ^^。グラデーションの使い方は、基礎講座のこちらのページで紹介しています。
そして、編集→クローン→タイルクローンを作成をクリックします。
対称化タブのシンプル移動で作成してみましょう。作成ボタンを押すときに、オブジェクトが選択されていることを確認してから作成します。
そうすると図のように、設定された個数のオブジェクトが作成されます。この時、隙間がありません。左上にオリジナルのオブジェクトが残ります。単一色グラデーションで半透明になってますので、オリジナルとクローンのオブジェクトが重なって濃い色になっています。
タイルクローンにはいろんな機能がありますが、別の作成方法を紹介しておきます。シフトタブで、タイリングするオブジェクトの間に隙間を入れたければ、列ごとに水平シフト、行ごとに垂直シフトさせることで隙間が設定された%だけ入ります。これが0%だったら隙間はなしです。一度使ったら元の0%に戻します。(戻さないとそのまま設定が記憶されます)
こんな感じになりました。不思議な画像に見えませんか?隙間には何もないのに、何かあるように見えます。グラデーションをタイリングさせるとよくこんな画像が出来ます。錯覚を起こして、脳が何かの矛盾を修正しようとしているのですが・・・不思議です。
図は、マウスをドラッグさせて削除するオブジェクトを選択しているところです。ひとつひとつ選択していると時間の無駄です。使える機能はどんどん使いましょう^^
不要な部分が削除されました。キーボードの「Delete」キーを押すと早いと思います。
下の部分も削除したら、グループ化をしたら単純な3の出来上がりです。
今度は、少し大きくして見ましょう。4倍の36行×20列にしてみます。オブジェクトが選択されているのを確認して、作成ボタンを押します。
図のようになりました。大量に複製(クローン)を作成すると、パソコンの性能によって時間がかかる場合がありますので注意してください。
次は、角を取ってみましょう。作業がしやすいように、ズーム機能を活用します。
角が取れたら今度は中身です。ひとつひとつ削除していくことも出来ますが、これは単純なものですので出来るだけ時間を短縮してパフォーマンスをあげることが大切です。そのために作業に入る前に少し計算しておく必要があります。36行×20列ありますので、線が6つのオブジェクトで作られるようにしたいと思います。いろんなつくり方があります。これはひとつの例です。削除しなければいけない部分が判明したらその部分に目印をつけておいてドラッグして不必要な部分を削除します。
図は、大きな部分を削除したところです。
ここから作業が段々細かくなっていきます。細かくなればズーム機能を活用しましょう。
Note:ウィンドウズのショートカットキーと同じように、Ctrl+マウスホイールが使えます(Ctrlキーを押したままマウスホイールを動かすと、そのままズーム機能が使えます。
最後にグループ化をすると出来上がりです。
今回は、以上です。ありがとうございました。