- 2008年6月 4日 12:59
- キャラクター
今回は、やわらか戦車シリーズの「やわらかアトム」の描き方を紹介します。今回は、レイヤーを使います。また、ベジエツールをフルに使いますので、ベジエツールを使うときノードやハンドル、シンメトリックなどがある程度使えないと難しいかもしれません。基礎講座のベジエツールの使い方ページで紹介してますので、分からなかったらそちらのページを見てください。
描きたい画像をフォルダからそのままインクスケープにドロップすると画像が取り込めます。まず、ドキュメントの設定で画像の大きさに合わせて、ページの幅と高さを設定します。レイヤーを使いますので、画像がずれた場合などに備えて位置を決めておきます。(画像の大きさは画像を選択したときにメニューバーの右側に表示されます)
次に、整列/配置ツールで、基準をページにして画像がページ内に入るように中心位置の高さと幅を合わせます。そうすると、図のように画像がぴったりとページ内にあてはまります。
今回は、レイヤーを3つ追加します。簡単な画像なのでただ描くだけだったらレイヤーは1枚でも出来ますが、便利な機能ですし使うのが基本です。レイヤーを何枚も作っていろんな背景や小物などを各レイヤーに描いておくとレイヤーの変更だけでいろんな背景が選べます。
- Layer1には、元の画像
- backgroundには、左側のキャタピラ
- Kaoには、やわらかアトムの顔
- frontには、右のキャタピラ
そうすると、下のプルダウンメニューに4枚のレイヤーが表示されます。目の部分をクリックして表示/非表示を切り替えます。左の図はbackgroundに設定してあり、4つのレイヤーすべてがアクティブになってます。
次に画像の透明度を描きやすいように設定します。Opacityを適当な位置に調整します。そうすると、図のように半透明な感じになります。
左の図は、右のキャタピラを描いています。一番手前にあるパーツなので、レイヤーはFrontにしておきます。ベジエーツールでキャタピラの型を取ります。
左の図は、描いたキャタピラの形のノードをシンメトリックにしてます。図のように四角いノードと丸いハンドルが表示されますので、角ばった部分を調整します。
NOTE:このとき、フィル/ストロークのフィルは「塗りなし」にして、ストロークを単一色(黒)にして幅を適当な大きさにします。また、奥にある部分から書くと、オブジェクトを手前に設置し直したり、背後に設置し直したりする手間が省けます。
図は、キャタピラの型を取り終えてノードとハンドルで丸みをつけたりはみ出した部分を調整しているところです。ベジエツールで直線を描くには、最後に[Enter]キーを押せばベジエツールは描いた最後のノードで切れます。
次に、レイヤーのkaoとLayer1だけを見えるように表示にして、kaoをアクティブにします。そして図のように顔の輪郭をベジエツールで描きます。ストロークの幅を適当な大きさに調整します。
顔の輪郭を取ったら次は目と口をベジエツールで描きます。目の部分の上にあるまつ毛?の部分は別に描いて重ねます。目の部分もノードとハンドルを調整します。
目の上のカーブ型の部分を目の上に重ねて、ストロークの端を丸めます。
次に、頭(髪)を描きます。顔に重なる部分は背後に設置しますので適当に描いても大丈夫です。あまりノードが増えないように描くようにします。そして、フィル/ストロークのフィルを単一色(黒)に変更します。すると図のように黒い色がつきます。
次に、髪の部分を背後に設置してますが、この画像は間違ったレイヤーに頭を描いています。頭のレイヤーはKaoなのにLayer1(元の画像のあるレイヤー)に描かれています。半透明の元の画像の背後にあるから図のようになってます。
頭の部分の2つの白い四角い部分もベジエツールで描きます。分かりやすいように赤にしています。
NOTE:オブジェクトを選択して、Shiftキーを押したままPageUpキーでオブジェクトが上のレイヤーに移動し、PageDownで下のレイヤーに移動します。間違って違うレイヤーに描いた場合、早めに移動します。複雑なものを描いたときに小さなオブジェクトが背後に隠れて見えなくなることがあります。
次に、顔に色をつけます。図は「CMYK」でC0-M15-Y30-K0に設定しました。特殊な色を見つけるにはホイールなどよりもこちらのツールが見つけ易いと思います。(使い方は人それぞれです)
次に、目と口に色をつけます。目は図のようなライトブルー、口は白にしてます。
図は、すべてのレイヤーを見えるように表示した状態です。左のキャタピラはBackgroundのレイヤー(下から2枚目)に描かれています。
次に、キャタピラに色をつけます。キャタピラの外枠の部分を選択してから行います。CMYK の設定はC0-M58-Y100-K0にしてます。
今度は、左側のキャタピラに色をつけます。図のようにレイヤーをBackgroundにして、キャタピラを描き、黒い影の部分を最後に描きます。キャタピラに色をつけて影の部分を黒にします。(フィルを単一色)
すべてのレイヤーを見えるように表示したら図のようになりました。頭の2つの四角いパーツを白にしました。
次に、キャタピラの中の丸い部分に色をつけます。図のようなCMYKの設定値になります。
最後の仕上げ工程です。頭や顔、キャタピラのを選択してノードをシンメトリックにしてハンドルを調整しながら丸み等をつけていきます。
頬の部分に赤みをつけます。円を描くツールで適当な大きさにして、図のように色をつけます。頬の部分に設置したら、目のオブジェクトを選択してメニューバーの背後に設置するボタンを押すと目の背後に置かれます。
完成です。
Thanks for watching^^ありがとうございました。
今回の講座のファイルはダウンロードできます。やわらかアトム講座ファイル