Home > キャラクター > Bitmap Trace(ビットマップトレース)を使った作品の描き方

Bitmap Trace(ビットマップトレース)を使った作品の描き方


Bitmap trace(ビットマップトレース)を使った作品の描き方

今回は、慣れると簡単で10分もあれば出来てしまうインクスケープのビットマップトレース(bitmap trace)を使った描き方を紹介します。

出来上がりは下のようになります。写真の女性は、Natalie Janzというカナダの売り出し中のアーティストです。Myspaceで何度かメッセージを交換したことがあって、とてもセンスのいい写真でしたのでここでちょっとこれを使って作品を描いてみようと思います。

natalie.png

今回の講座のSVGファイルは、↓からダウンロードできます。
ダウンロード

bitmap.JPG

インクスケープに画像をドラッグして投げ入れます。


bitmap2.JPG

画像を選択して、「パス」から「ビットマップをトレース」をクリックします。


bitmap2_1.JPG

ビットマップトレースのモードは3種類あります。

  1. 明るさの境界
  2. エッジの検出
  3. 色の量子化
左のイメージは、明るさの境界を選択したときのものです。


bitmap2_2.JPG

これは、エッジの検出を選択したときのプレビューです。丸いラジオボタンを選択してから「更新」をクリックするとプレビューが変わります。


bitmap2_3.JPG

これは、色の量子化を選択したときのプレビューです。


bitmap2_4.JPG

そして写真に適したものを選択します。今回は「明るさの境界」で「しきい値」の数値を小さくしたもので描いてみます。左のイメージは、値を0.1にして更新ボタンをクリックしたときのものです。ここで「OK」をクリックします。


bitmap3.JPG

次に、写真の画像を右に移動させると左のイメージのようになりました。赤く囲んだ部分がビットマップトレースで描写したオブジェクトです。


bitmap4.JPG

ここで、注意しておきたい項目を説明します。

左のイメージの赤く囲んだところに「パス(1400個のノード)」と書かれています。ノード数が増えるとファイルが大きくなりインクスケープ自体がフリーズしやすくなります。ここでは1400個ですのでまだまだ大丈夫ですが、ビットマップトレースを何個も生成しているとノード数が極端に増えることがありますので注意してください。


bitmap5.JPG

左のイメージはノードツールを選択してオブジェクトのノードを表示したものです。上で説明したのは、この四角いノードが1400個あるということです。場合によっては余計なノードを取り除く作業が必要になります。


bitmap6.JPG

次に、服と帽子と髪の毛に色を付けてみたいと思います。

まず服の部分をベジエツールで大まかにトレースしてみます。背後に置きますので下にはみ出ないように描きます。


bitmap7.JPG

ベジエツールで描いたオブジェクトのフィルの色を赤にしようとしているところです。カラーバーから赤をドラッグして左下の Fill: None と書いてある部分にドロップします。これでフィルが赤になります。ストロークは黒の1(デフォルト値)になっています。


bitmap8.JPG

左のイメージは、(フィルの色を)赤にしたオブジェクトを背後に置き換えたときのイメージです。そうすると服の部分が赤になりました。

次に右上のフィル/ストロークボタンをクリックします。


bitmap9.JPG

赤く囲んだ「パターン」をクリックしてベジエツールで描いた赤いオブジェクトにパターン色を付けてみます。


bitmap10.JPG

適当なパターンを見つけて、作品にあったものを探します。今回はcloth(bitmap)を選びました。

cloth(bitmap)のbitmapとは、このパターンはビットマップイメージという意味です。ビットマップイメージとは、画像のピクセル(Pixel=Picture element)のマトリックス情報を格納する形式です。通常、画像を保存したときのイメージ形式です。ラスターイメージとも呼ばれますが・・・難しく考えずに、主にJPEG形式(.jpg)、 GIF形式(.gif)、 PNG形式(.png)の3種類があるということが分かればいいです。

ビットマップ形式は、大きく拡大するとベクターではありませんので画質が落ちます。

NOTE(パターンについて):パターンは、オリジナルを作ることができます。インクスケープで描いたもの、または取り込んだビットマップのパターン画像を選択して、メニューから「オブジェクト」→「パターン」→「オブジェクトをパターン」をクリックするとパターンの選択リストの中に表示されます。


biitmap11.JPG

左のイメージは、帽子と紙に色をつけた後の完成イメージです。


bitmap11.JPG

本体のオブジェクトを一番背後に置き換えると、左のイメージのようになります。髪の毛はBlurで10程ぼかしています。clothも0.5にぼかしています。

Thanks for watching^^


Comments:0

Comment Form

Trackbacks:0

TrackBack URL for this entry
http://mt.samurai-logic.com/mt-tb.cgi/133
Listed below are links to weblogs that reference
Bitmap Trace(ビットマップトレース)を使った作品の描き方 from INKSCAPE Drawing Weblog インクスケープ・実践講座

Home > キャラクター > Bitmap Trace(ビットマップトレース)を使った作品の描き方

Return to page top