今回は、Skypeのマークを描いてみたいと思います。少し複雑なのでテクニックが必要な部分があったり、2つ前に使ったFilter Effect を使ったりしています。Zipファイルにトレースする画像とSVGファイルがありますのでダウンロードしてお使いください。
また、最初にトレースしたSkypeのロゴが小さかったため、細かい部分を注意して見ると実際のロゴと違う部分がありました。チュートリアルとして紹介してますので、ご了承ください。
今回の講座のSVGファイルのダウンロード skype.zip
Skypeのロゴマークをインクスケープの画面にドラッグドロップしてインポートします。画像はZipファイルの中にあります。
そして画像の外側をベジエツールでトレースします。
次にトレースした線の複製(Ctrl+D) を作っておいてから縮小させます。縮小はオブジェクトを選択した状態で、Ctrlキー + Shilt キーを両方押しながら数字の 8 を押すと縮小します。(図はCtrl + 8 と書いてますが Ctrl + Shift + 8 です)。マウスでスケールを小さくしたり、ダイナミックオフセットではパスの位置がずれてしまいます。
等倍率で縮小 : Ctrl + Shift + 8
等倍率で拡大 : Ctrl + Shift + 9
縮小させたら、また複製を作ってからフィルに色をつけます。
次に、画像のSkype文字の部分をトレースします。ベジエツールを使ってもいいし、この文字のテキストのフォントはNew Gulim を太く加工したものですので、テキストを書いてから加工してもいいです。また文字と背景の境界がはっきりしている場合はビットマップトレースを使ってパスを生成して文字の部分のパスを選り抜くこともできます。
次に、フィルを緑色したオブジェクトの透明度を下げて画像を元の位置に戻して、出来上がった文字を重ねます。
次に、透明度を元に戻して、緑色のオブジェクトの複製を後で使うために作っておきます。そして、図のように緑のオブジェクトと文字のオブジェクトの両方を選択して、パス→差分を取ります。
次に、文字の差分を取ったオブジェクトの色を画像の色に変えてみます。サイドバー左下のピックカラーツールを使うと便利です。緑のオブジェクトを選択した状態でピックカラーツールを使って画像の下の方の青色が濃い部分をクリックします。
次に、トレードマーク (TM) の部分のさっきと同じように差分をとります。
次に、グラデーションをつけてみます。グラデーションの「編集」から片方を白にして透明度を100%にします。そして、図のように縦にグラデーションをつけます。
今度は最初にベジエツールでトレースした外側の線のフィルに色をつけます。ストロークの色が黒になっていますが、ストロークは削除します。
先程作っておいた緑のオブジェクトをキレイに重ねてから、パス→差分を取ります。
次に、色をつけます。色はフィル/ストロークを開いて中の青いオブジェクトの色(RGBA)をコピーして図の赤い部分に貼り付けると同じ色に設定することが出来ます。
次に、中の文字の部分の複製を作って色を黒にして、ぼかしを入れます。
ぼかしを入れたら、Altキーと方向キー(↓)を2,3回押して少しだけ下げます。次に、影の部分を作るためにオブジェクトを最背面の移動させます。
次に、前回の記事で作ったFilter Effect を青い2つのオブジェクトに加えたら出来上がりです。
TMの部分の文字がSkypeの文字よりも小さいために出来上がったとき、影が必要以上についてしまいます。チュートリアルではその工程は書いていませんが、影を作るときに「TM」の文字の部分を別々するともっとキレイに仕上がります。黒い影のオブジェクトの複製を作って差分を取って分けるのですが、分からない場合はダウンロードファイルを見てください。
こんな感じになりました。
Thank you for watching.