 これは過去の分析データから未来の価格を予測することは不可能で、テクニカルチャート分析や、新聞やニュースなどの情報を分析するファンダメンタル分析で収益をあげることは出来ないという仮説です。
ウィークフォーム、セミウィークフォームとも呼ばれています。そういった仮説がありますが、それは仮説であって当然結論ではありません。将来の価格を予想することは不可能ですが、収益が上げることが出来ないということも同じように予想することは出来ません。もしその仮説が有力だと考えるのであれば、市場に投資することは出来ません。
近未来で大きな上昇や下降トレンド(主に先物の場合)が形成される相場では、トレーディングシステムはとても有効です。逆に、保ち合い相場やボラティリティはあっても期間の値幅が出ない相場では、基本的にシステムトレードは不利です。 
どんなに優れたトレーディングシステムのロジックがあってもワンロジックから成り立つ売買手法では、一時的に高い勝率で収益を得られても、長期間、同じ手法で取引すれば収益は見込めません。その一時的に収益を得られる期間は、1ヶ月かもしれませんし1年かもしれませんし、優れたロジックであればその後ドローダウンした後に再び一時的に収益をあげることでしょう。市場で収益を得る可能性があるとするならば、その一時的なシステムロジックの有効期間をいかに活用するかです。
また、複雑なシステムロジックが優れているなどということはなく、シンプルなトレード手法が返って有効な場合もあります。
この仮説は、カジノのルーレットのデータで検証すると解り易いかもしれません。ルーレットのシステムを作ることが可能かどうか実験したことがあります。エクセルで乱数を使った6万回のヴァーチャルデータで数回テストしてみましたが、データの歪み(偏り)が大きくないこと・・・具体的にはRed or Blackで賭ける場合、赤が多めに出るデータ区域と黒が多く出るデータ区域があります。そのデータの偏りが大きくないと、勝つためのロジックが成立しません。価格変動のほとんどない相場での売買を繰り返して、手数料分損をするのと同じようなものです。
収益をあげるために必要な条件は、ターゲットとしている期間(タイムフレーム)に生じる売買価格の値幅だけです。
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